日本鉄道沿線活性化協会株式会社
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 ごあいさつ
平素は、当協会をご愛顧頂きまして、まことにありがとうございます。
当協会は、1990年に創立しました日本列島鉄道会を前身に、2006年11月22日に株式会社として発足しました。株式会社化を機に、それまでの目標だけでは不十分との認識に立ち、現在では経営理念にも掲げておりますとおり、人々の生活を安心・安全に送れるような社会づくりを実現するためには何が必要なのか、常にこれを考え社会にさまざまな場面で貢献・寄与していく所存です。
 現在、各地では商店街の衰退が随所に目立ち、シャッター通り商店街などという表現も囁かれる時代になりました。統計・調査の結果、この商店街の衰退が、鉄道の衰退すなわち鉄道利用者の減少と比例して起きていることにたどりつきました。そこでまず、私たちの培ってきた「鉄道・バス」といった公共交通を軸にした分野を生かすことから始めました。

・沿線の商店街や観光施設といった商工観光の活性化には、鉄道の活性化(利用者維持)が必要であること。
・鉄道の活性化(利用者維持)には、沿線の商店街や観光施設といった商工観光の活性化が必要であること。

このような、相互が支えあう関係を念頭に踏まえ、『鉄道』と『沿線』の『活性化』を第一歩の取組みとして始めましたため、現在の当協会の名称が誕生しております。
さて、『鉄道と商店街の衰退の比例関係』が存在していることを理解しながらも実践に結び付けている例はまだ各地に少なく、各地の商工関係や自治体関係者の皆様にアドバイス・コンサルティング等を行ない、両者の衰退の阻止へ全力で取り組んでいるところでもございます。

 具体的には、『トマトンコム』の名称で各地の地域情報媒体を発行しているほか、各地の地域イベントに参加・広報支援するなど社会貢献的な事業を中心に行なっております。同時に各地での『こども電車教室』の開催も好評で、子どもたちへの社会環境教育活動を行なっております。
 ただ、社会貢献的事業ばかりではその経費をまかなうのには大変厳しいといった側面がございます。その部分を補うための事業も行なっております。コンピュータ事業や画像・映像制作事業・統計調査事業など多くの事業を手がけております。ただ、これら事業に関しても専門の経験者・有知識者で構成するプロフェッショナル集団として高品質なサービスを提供しているところが大変好評で、着実な伸びを見せております。

ところで、現在では、鉄道やバスといった公共交通機関の存在しない地域へも、当協会は貢献・寄与すべく活動を行っております。これは、かつて国が掲げておりました『国土の均衡ある発展』は今でも重要であるという立場に立っての行動です。このことに関しまして、各方面からご賛同の声を頂戴していることにも大変嬉しさを感じているところでございます。

話は冒頭と重複しますが、当協会ではこうした『各地の活性化』と同時に、鉄道の活性化に取り組んでおります。鉄道は環境にやさしい・エコな乗り物であると同時に、安全性のきわめて高い交通機関です。今後も引き続き各地への鉄道の普及と衰退阻止に向けた取組みを続けてまいります。


今後も当協会は、皆様の生活がより安心・安全に送れる社会基盤と交通基盤の構築を目指して取り組んでまいりますので引き続きご愛顧とご支援賜りますようお願い申し上げます。